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台湾の街角や夜市で見かける胡椒餅。
熱く熱せられた大きな瓶のような、オーブンの内側に貼り付けて焼かれ、
皮パリパリ中ジュワーを歩きながら食べるのが至福ですよね。
今回の動画の胡椒餅は基本的な点心のパイの生地を使っています。
パイ生地って、バターを伸ばして生地で包んで、
バターがはみださないように注意しながら何度も冷蔵庫で休ませて、
と大変なイメージですよね。
点心のパイ生地はとても簡単、というか面白いのです。
難しい技術がなくても十分作れます。
お子様でも楽しめる作業もあるので家族で楽しめると思いますよ。
注意点をいくつか。
・粉の生地の水分は湿度によって変わります。5gくらい増減しますので加減してください。
・粉の生地の発酵は、2〜2.5倍になるまでです。私は室温で1〜1.5時間くらいかけていますが、環境によって様子を見てください。
・油の生地は本来ラードやショートニングを使いますがレシピでは手に入りやすいサラダ油で作っています。その分生地が柔らかくなるので冷蔵庫で少し冷やすと扱いやすくなります。サラダ油で作るとあっさりしますが、ラードやショートニングの方がサクサクとした食感が良いです。なので食感重視の方はそちらをご使用くださいね。
・成形したあとは2次発酵の必要はありません。油の生地が粉の生地の水分を吸って固くなるので成形したらすぐ焼いて大丈夫です。
・ごまは「洗いごま」という名前で売っている、炒っていないごまを使う方が良いのですが、なければ炒りごまでも大丈夫です(動画では炒りごまを使いました)。その場合、洗いごまよりは焦げやすいので注意してくださいね。
・我が家のオーブンでは210度18分で中のお肉までしっかり火が通りましたが、オーブンによって火の通り方が違うので、ごまが焦げなくてお肉に火が通る火加減を見つけてくださいね。
【生地の成形のしかたのおさらい】
①4等分した粉生地で4等分した油生地を包みます。
油生地がはみ出さないようにきちんと閉じること。
②①の生地の、閉じた方を下にして台の上に置き、麺棒で真ん中を潰したら、
上下に転がして縦長にのばします。
③裏返してさらに麺棒で伸ばしたら、上からクルクルと丸めます。
油生地を包んだ時のとじ目が中に入ります。
④巻き終わりを下にして縦長に置き、麺棒でのばします。
裏返して再びのばしたらまた上からクルクル巻く。
⑤巻き終わりを上にして横長に置き、真ん中を指でつぶします。
そうすると両端の渦巻きになっているところが上を向くので、
寄せるようにして潰して裏返すと、きれいな面が出てきます。
⑥これを麺棒で丸くのばします。
のばしたら裏返しにしてきれいな面は下になるようにして肉あんとネギをのせて包みます。
きれいな面は外側になります。
⑦肉あんとネギを包む時はヒダを寄せたりせず、口をすぼめるようにしてつまんで閉じるとやりやすいです。ヒダを寄せると下側の生地が厚くなって食感が悪くなります。
つまんだところがあとで開いてくることがあるので、焼く前にチェックしてくださいね。
文章で書くととても大変・・・
わかって頂けましたか?
美味しく楽しんで頂けたら幸いです。
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